「油之助フィルター」は、物質的要因になる揚げカスなどの炭化物を確実に高精度でスピード濾過できる技術を実現した、三和ケミカル工業株式会社の特許取得済製品です。

油はどうして劣化するの?

油の劣化原因と評価方法

油が劣化する原因

油を熱したり、揚げることで起こる『必然的要因』と、炭化物が黒炭化する『物質的原因』があります

食物油の劣化原因「酸価値」が進行するのは、様々な要因があります。分かりやすく言うと、油が熱すると起こる「熱分解」や、揚げると起こる「加水分解」の”必然的要因”と、揚げカスなどの炭化物が黒炭化する”物質的要因”があります。

劣化前後の油

食用油の劣化評価法

食物油の劣化評価法は酸価と過酸化物価の2つからなります。

酸化(AV)
・・・主として揚げ油などの劣化度を見るのに都合が良い

油が加水分解を受けて生じる遊離脂肪酸の量を示す数字で、数値が大きいほど油の劣化が進んでいる。

遊離脂肪酸量と油の色

0~1mg 正常
1~3mg 少し劣化しているが、ほぼ正常
3~5mg 劣化しており好ましくない
5mg以上 中毒を起こす可能性がある

過酸化物価(POV)
・・・保存期の判断に都合が良い

油成分中の不飽和脂肪酸が結合して生じた過酸化物の量の測定値。この値が大きいほど酸化は進んでいる。

0~5mg ほとんど酸化していない
5~10mg 酸化が進みかけている
10~20mg 酸化が少し進んでいる
20~50mg やや酸化臭がする。大きな障害はないが好ましくない
50mg~100mg 障害が起こる危険性がある
100mg以上 吐き気がし、中毒を起こすこともある

ワンポイントメモ

油之助フィルターでの濾過は、物質的要因である揚げカスなどの黒炭化した炭化物を取り除くことで、油の劣化を抑えることや酸価値を遅らせることを目的としております。そうしたことにより、油の交換サイクルを長くすることで、油の使用量を減らせる効果があります。

油之助くん

すなわち

油之助フィルターを用いることによって、
物質的要因になる揚げカスなどの炭化物を
確実に高精度にスピード濾過
できることを実現することができたのです。

油をリフレッシュ!